もっと早くに知りたかったをなくしたい

2023-03-11

私の原点
源になる体験のことを
思い出した。

試行錯誤な高校時代

私は高校時代
自転車競技をやっていた。

女子は自分しかおらず
女子のための特別なメニューが
あるわけではないため
とにかくがむしゃらに
練習していた。

もちろん、男子の中で
男子と同じメニューをだ。

しかし、女子である私は
その集団に馴染めず
一人ぼっちだった。

頼れる先輩はいたけれど
ポジションや乗り方までは
教えてくれない。

全て独学で
がむしゃらに走りながら
改善していく。

そんな時間を過ごしていた。

ただただ、負けたくない。

いつか勝ちたい。

そんな気持ちで
がむしゃらに走っていた
高校時代。

いつも孤独だったな。

もっと知って挑戦したい

大学への進学を選んだのは
自分の限界を感じていなかったから。

まだまだやれる。

もっとやれる。

もっと頂上に行きたい。

挑戦したい。

そんな思いで大学進学を決めた。

もちろん自転車競技が
思う存分できる場所を選んだ。

もっと上へ!

仲間の存在の大きさ

大学はスポーツ健康科学部という学部で
スポーツするために必要な
知識が学べるところだった。

マッサージの仕方
筋肉のつくり
トレーニング方法
アスリートの身体をつくる
栄養についてなどなど。

とにかく何を学んでも
自転車競技の足しにしか
ならない。

そんな学部を選んだ。

そして、私の選んだ大学には
女子選手がたくさんいたのだ。

しかも、当時の競技界で
最高峰の先輩たちが
いる場所だった。

アジア選手権優勝選手や
世界選手権出場選手。

私からしたら
憧れの存在だった。

そんな人たちと
切磋琢磨できたら
自分はどんなに
伸びるだろうかと。

試したくて選んだのだ。

もっと早くに教えてもらいたかった

入学当初
私はまったく動けない
練習のお荷物でしかなかった。

練習はほぼ
ロードレーサー
(公道を走れる自転車)で
行われるため
私はまず練習にならない。

高校はほとんど練習が競輪場での練習だった。
もちろん、使用する自転車が違うのだ。

ついていけなくて
いつも最後尾。

私が場所や地理に
詳しくないため
先輩たちは色々
フォローしてくれて
とても助けてもらった。

とにかくお荷物。

そんな1年間を過ごした。

その中でも
とても感じていたのが
「自転車に乗り始めたときに
このことを知っていれば…」

ということだった。

私は身長が低いため
自転車は自分に合ったものがなく
みんなとはタイヤサイズが
違うフレームを利用していた。

そのため、サドルは一番下に
下げるとこでしか
乗りこなせなかったんだ。

結果、自転車に力が
伝わりにくいポジションに
なっていたので
本来の力が逃げていたのだ。

それを教えてもらえたのは
先輩の自転車を譲り受けてから。

先輩は私より小さい方だったので
彼女が乗っていた自転車は
私にとってピッタリな
ポジションだったのだ。

ただ、先輩は腕が
異様に長い人だった。

その部分は私には合わなかった。
でも、そういう点も
自転車屋さんが教えてくれて
考えて私のベストポジションに
変えてくれたのだ。

そこから変わる、私の
自転車ライフ。

走りやすくなったのはもとより
自転車に乗ることが
少しばかり苦痛だったのが
苦痛ではなくなった。

なにしろ軽くなったし
乗りやすくなったのだ。

だからこそ
さっき感じていた
「もっと早くに
これを知っていたら・・・」と言う
気持ちが湧いてきたのだ。

今もそのお手伝いをしている

そこから現在の活動を振り返る。

  • ママの起業支援
  • 子育ての悩みについての支援
  • 確定申告がわからない人への支援

それぞれ全部
私が思っていた
「もっと早くに知っていたかった」
と言う思いを
昇華しているなと思ったのだ。

私がやっているのは
「もっと早くに知っておけば・・・」
と言うことをなくすために
ちょっと先いく先輩として
言葉にし、サポートしていくことなのだと
今回の件を通して感じた。

ちょっと先いく先輩として。

そう、聞きたい内容は、
その時にならないと出てこない。

でも、その聞きたいことを
すぐに聞ける環境や
聞ける相手がいなければ
消化できない。

自己流で行った結果
「あ〜もっと早くに知っておけば」
ってなるのは
勿体無いって思う。

だから私は
その環境や聞ける相手に
なるんだと今回強く思った。

まとめ

私はなんのために
いろんなことをしているのだろう?

私は
「もっと早くこうしておけばよかったのに」
と言う言葉をなくしたい。

私は
いつでも聞きたいことを
聞ける人がいて
いつでも聞いていいという
環境を作りたい。

そのために動いているんだ。

あ〜スッキリ!