モヤモヤはこうやって起こるのか!!

今朝の出来事。

息子がキッチンとは違う場所で洗濯物を畳もうとしていた。

しかし、その部屋は寒くて風邪をひいてしまう・・・

そう思い、こうやって声をかける。

「こっちの部屋(キッチン)でやったらいいよ」

しかし、こっちの部屋の畳が掃除をしていないから汚れている・・・

そうだ!

椅子の上なら汚れがあまり目立たないからきっと大丈夫だろう!

そう思い、息子にもう一言伝える。

「椅子の上に洗濯物置いたらいいから」

すると息子・・・

椅子に置いたのだ。

しかし、私の思った椅子とは違ったのだ。

そして私はこう大きく言ってしまう。

「違う!キッチンにある座椅子のことだよ!」

ミスコミュニケーションだった

ミスコミュニケーションとは

ミスのコミュニケーションではない。

って、ちょっと言ってみて笑ってしまった笑

こういうの、苦手だ笑

ミスのミスは「ミスをした」ときの「ミス」だ。

ミス=損なう

という意味だそうだ。

ちなみにコミュニケーションという英語も訳してみるとこうなる。

コミュニケーション=伝達、連絡、意思疎通

要は

ミスコミュニケーション=意思疎通し損なう

これなのだ。

今回の私と息子とはこれが起こっている。

ちなみに、雑学だけれどコミュニケートという英語を考えるとおもしろい。

コミュニケーション=連絡を取り合う、情報交換を行う

情報交換をしているんだということだ。

コミュニケーションを取るというのは、情報交換を行なっているということなんだ。

ということは、今回でいえば

息子の情報と私の情報が噛み合わず、情報交換がうまくいかなかったということ。

息子の「いす」という情報と、私の「いす」という情報が噛み合わなかったということ。

パズルをはめるような感じだ。こちらが渡したパズルが相手の思うパズルと違ったら噛み合わないのだ。

こういうことって、よく起こる。

頭の中にある「いす」が同じだろうか?

今回でいえば「いす」という情報がそれぞれ違って思い起こされたということ。

いすは椅子でも私の椅子と息子の椅子が違った。

息子が思い浮かべたのはこう言う椅子。実は別室においてあったのだ。息子の目の前に。
私が想像したのはこう言う座椅子。旦那が使う座椅子のことで、キッチンにあるのだ。

「どこにある」「どんな」椅子なのかって、実はとても必要な情報だったってこと。

私、そこはよく省いて言ってしまう。

「わかるだろ??!!」って言ってしまっているようなものだ。

でも、それでは相手はこう考える。

「どこにあるいす?!え?!どの椅子??!」

そう、私は相手に頭を使わせているのだと、今書いていて思った。

なんだかあの人と話をしたらモヤモヤして帰ってくるな・・・

私は誰とコミュニケーションを取るにも、大体このようなことが起こっている気がする。

相手に考えてもらって「こう言うことかな?」と考えさせている。

そして「こう言うこと?」と聞いてもらって「そうそう!」と答えることが多い気がする。

相手に考えてもらう・・・

それは相手の時間を使ってもらっていると言うこと・・・

そして、実はそれをしてくれない相手とはうまくコミュニケーション取れないと言うこと。

「いす」と言ったら別々の「いす」を思い浮かべる。

そして、それぞれの「いす」について語り続けている。

互いになんだか変だな?と思いながらも、自分の思っている「いす」について話をしているから満足はしている。

でも、なんかおかしなモヤモヤ感が残る・・・

ってな感じのモヤモヤな出来事になってしまうことが多いんだなと思う。

帰って振り返るとなんだかモヤモヤ・・・ってこともしばしば。

いや、書いていて思ったけど、他人との話ではあまりそれはなくなったと思っている。

モヤモヤが残るような人とは、距離を置くようにしているからかも知れない。

家族でのモヤモヤを減らすには・・・

私の「いす」はこうで、こうで、こんなんで。

って、詳しく伝える必要がある場面で、実際に簡潔にしか伝えていないと言うことが言える。

だからこそ、まずは一呼吸おいて「より具体的に伝えるとどうだろう?」と考えてから言うようにしよう。

息子においては「いす」と言ってからでいいから「あの〜キッチンにある茶色い、お父さんの座る座椅子」と付け加えるようにする。

そう、これがいいな。

私は衝動的に言ってしまうから。

その上に付け加える。

これが最適だ。

これなら「あ!言っちゃった!」って思わなくていい。

またやっちゃったって責めることもない。

「どこにある」「何色の」「どんな形の」「どんな手触りの」などなど。

言葉にすることを努力しよう。

さて、どんなことが起こるだろうか??

楽しみだ。