叱られる行為は何を表してる?

叱ったあと、後味悪いよね。

みんな、だから叱らないんだろうな。

叱らなくてすむ方法を探してるんだろうな。

でも、叱らなくちゃいけないなんてこと、たくさんあるんだよね。

今朝も叱って、後味悪くて、やる気が起きなくなってた。

で、ブログ書いて整理してみている。

喧嘩の仲裁は嫌気がさす

今朝の出来事。

トイレの前で長女と次女が喧嘩。

あ~またやってる…

そう思って止めに入る。

私「喧嘩するなら公園には行けませんけどどうしますか?」

長女「だって〇×△▫……」

だってから話を聞くと、いつもろくな話にならないのだ…

一応話を聞いたけれど、やっぱりろくな話にならなかった…

長女が先にトイレに入ろうとしたのに次女が割って入ってきて、先にトイレしちゃったとのこと。で、いつもは次の人が待ってるから流さないトイレを、流せ!と食ってかかっていたようだ。

自分の思い通りにいかない腹いせに、長女は次女をいじめているみたいな節がある。

※いじめているという表現ではないにしろ、イライラをぶつけている感じなのだ。

もちろん、次女も割って入ってはいけないのだけれど。

私「あなたが同じようにされたらどお?」

そう聞くと「わからない!」と言う。

あ~また同じパターンがはじまった。

このわからないはくせ者。

わからない!と言えば終わると思ってる。

結果、私に火がつきそのままこんこんと「わからないって、そんなわけないでしょ?!かんがえてみなよ。」って、何度も問答がはじまる。

で、「わかってるよ!嫌なんでしょ!もうしないから!!」と言いながらトイレの扉をびしゃん!!!って閉める。

あちゃ~

結果、この騒動が起こる前に公園に行くことを約束していたけれど、長女は連れて行かないことになった。

事実なんて、わかっているだろうに、その事実を冷静に伝えられない私が良くないんだと思うのだけれど…

こういうこと、何度もあるんだよなぁ。

自分が悲劇のヒロインになったかのように「私は悪くないのに!!ど~せ私が悪いんでしょ?!」的になる。

どーせ私は。のゲームのはじまり

客観視するとわかるけど、私が載せられたんだなぁって。

彼女が、恐らく何か得たいものを得るための行動なんだよな。

得たいもの…それはすなわち「どーせ私は愛されないんだ」という結果だったり「どーせ私が悪いのよね。誰も私を理解してくれない。」的な思い込みを実現することことだったりするわけで。

これって何度も繰り返すことで、強く強く、刻み込んじゃってるんだよな。

そうだよなぁ。

このままではいけないなぁ。

じゃあ、どうしたらいいのかは、まだちょっと見えてこないなぁ。

愛されてるんだよ。愛してるんだよ。と伝えていても自分で「あ~私は愛されてないんだ」ということを刷り込む機会が何度も繰り返されたら、そりゃ思い込みも外れないよなぁって。

素直なときに何をされたいかが大事

公園へ2人だけ連れて帰ってきてからも、機嫌の悪い長女。

ワークシートを出してきて全部やった!と言う。

もちろん、すごいね!と言いながら丸つけする。

そして、間違っているところを指摘するとまた、怒り出す。

あ~だめだあ。

またループにはまる。

でも、私は諦めない。

これを許すこともできない。

都合のいいところだけ話を聞いてもらうじゃ、だめでしょ?

都合が悪くても話聞いて、納得してもらわなくちゃ。

そう思い、私はずっと「気持ちがおさまったら話を聞くね。」と。

そして、最後、彼女は私にこう言う。

長女「かか、抱っこして。」

いつもなら、やらないけれど、自分から要求してきたから、今回は抱っこして伝える。

私「大好きだよ。愛してるよ。」

本当に欲しいものをあげる

ここで気づく。

そうか、けんかしたいわけじゃないんだ。

長女は、気持ちのやりどころがわからなくなっただけなんだ。

だから、ぶつけちゃうだけなんだ。

そのぶつけたい気持ちを「かか、抱っこして。」っていい方向にぶつけてみればいいのかも。

なんて思ったから、提案してみた。

私「あのね、なにか自分の思い通りにならないことがあったら、すぐかかのところに来て、抱っこしてって言いにおいで。そしたら、すぐに抱きしめてあげるから。気持ちを、それで納めにおいで。」

すると、落ち着いたのか、すーっと顔が穏やかになっていった。

長女が本当に欲しかったのは、愛されているということ。

だから、私は抱きしめて、落ち着くまで付き合おうと思った。

それが、私ができる最大の長女への贈り物だと思ったから。