長女が「私はいらない子なの?」と言ってきた

叱る時にこどもたちに「言うことを聞いて欲しい」というのはもちろんある。

でも、それ以上に
彼らが必要な力をつけてほしいという
願いが一番強い。

だから私は諦めずに伝えるのだ。

私は母親としてダメなやつ?

今日は、親としてがつ~んと来る言葉を長女から言われる。

「私は要らない子なの?」

お~やべ~きたかぁ…って
ずが~ん!!!ってなってたんだ。

その言葉を言わせてしまってるのは
自分なのか?どうなのか?でも
もうこれ以上に愛を注ぐことなんて
できないぞ?どうするよ??

って、色々頭の中を巡った。

叱った副作用

実は、この言葉を言う前には色々あったのだ。

まずは、長女が「やめなよ」と伝えたことを笑いながら2度目をやったのだ。

私は「さっきだめって言ったことだよね。」とぴしゃんと伝える。

結果、長女はイライラし始めてドアをバタン!と大きな音がするくらいで閉める。

それはいつもだめだと伝えてある行動なので「だめと言ったことをやったね。そこで止まりなさい。」と、私に叱られるのだ。

ここから、色々言っていくのだか、イライラしている彼女は収まらない。

私もイライラしているから、引かない。

(そこまで劣悪ではないのよ。今までもっと感情的に怒っていたけれど、今回のは、冷ややかな戦い…というか…)

結局、彼女からのその言葉で怯んではいけないと思いながら、怯んだ。

その場は一旦離れるように指示をし、それを聞かせてから仕切り直しで話を聞く。

何が原因かなんてわからない

まずは、長女になぜ怒ってたのか?と聞く。

すると、自分が昼間、悔しかった出来事があったと答える。

あれ?となる。

それが原因だったの??

そうか、私が悪かったんじゃなかったか。と、安堵する。

そして、よくよく話を聞いていくと、気持ちを抑えたから、今涙が出てくるんだと、悔しそうな声で伝えてきた。

よしよし、悔しかったんだな。その気持ちをその場では出さないように堪えたんだな。

偉かったなぁ!!

そう言いながら抱きしめると、わんわん泣き出した。

原因、きちんと聞けて良かった。

私が思い込んでいただけ。

私が悪いって、私のこと愛してくれてないの?なんて、言われたらとても怖かったんだ。

私自身が実母に対して思っていた感情だったから、そう言われたら確実に「お母さん愛してくれてない」という意思表示なんだと思ってた。

でも、どうも違うんだということに気づいた。

お母さん私はいらない子なの?の背景には「悔しかった」という感情を抑えていたことが私に向けられただけだった。

(話だけ聞くと、トバッチリくったのは私だったということね笑)

この話を聞いたら、怒れることもあったかもしれないけれど、長女を誇らしく感じたのだ。

長女が感情を抑えようと努力している

長女が、感情的にいつも癇癪を起こす時は思い通りにいかなかったとき。

今回も悔しい思いをしたのは兄弟間であったことだった。

でも、今までだったら、その場で気持ちを出してわーって泣いて怒っていたのだけれど、今回は違った。

自分を「恥ずかしいから」と抑えようとして、一旦置いたという。

私は兼ねてからこの感情的になる長女の気質を心配していた。

私も感情的であることで苦労してきた人だから、長女には抑えられる方法を知っておいて欲しいし、発散出来る人になってほしいと思っていた。

だから、ずっとターゲットにして頑張って伝えてきたのだ。

もう0歳の時からだから、7年目になるのだけれど、やっと…

やっと身になってきたのかな?と感じる。

今日は、長女に「課題だと感じていて、なんとかしたいと思っている」ことも伝えた。

紙に貼っておけばいいよね。

話をしたら、長女から提案がきた。

「にぃに達みたいに、貼っておけばすぐ、見返せるし、わかるよね!」

これは私の。やったことリスト。

最近、こういうリストを壁には貼って、毎日見るようにしている。

同じもので「感情を抑える」とか「みんなとペースを合わせる」とか書いてあればいいと提案してくれた。

そうか、だんだん話ができるようになってきたんだなぁと実感。

成長していることに気づくことができて、今日の話はとても良かったなと感じた夜だった。