おねしょマンとの格闘1
さぁ、おねしょマンがやってきた。
今朝(AM3:30)も盛大におねしょして「母さん漏らしちゃった…」と。
そうかそうか。
よし、まずは服をかえておいで。と、寝室からリビングへ誘導。
ここまでの私の対応はばっちりだ。
一緒の布団で寝たくない!
実は、今まではおねしょをすると「もう一緒の布団で寝たくない!!」と突き放していた。
もうね、嫌で嫌で仕方がなかったのだ。
べったりくっついてくる息子。
わざに背中にぺたっとくっついてくる息子。
背筋にぞーっと気持ち悪さが走り、「やめて!」と大きな声ではねのけてしまっていた。
そして、同じ布団で寝ているということは、おねしょするとその布団が使えなくなるということ。
天気が下り坂なときは干すこともできない。
はぁ…と大きなため息が出るわけで。
そしたら、もうほんとに嫌で嫌で。
かわいいとさえ思えなくなっていた。
だから、おねしょをするとそうやって突き放してしまっていたのだ。
だから、まずは声をあらげなかった私に○をつけた。
また漏らしちゃうかもという不安が漏らさせていたかもしれない。
しばらくしてから行くと不安そうにオムツ一丁姿の息子。
「なんでオムツ履いてるの?!」
ここで怒った口調で言ってしまった。
このなんで?!は、ほんとにびっくりしたのから来ている。
もう朝も3:30。
この後寝ても数時間だから、オムツなんか必要ないだろうと思ったからだ。
その言葉への息子の返答は「不安だったら履けばいいって言ってたから…」と。
あぁ、また漏らしちゃうかもって不安にさせていたんだなぁと思った。
だけれど、少し温度があがってしまっていたので、そのままの温度感の声で伝えてしまった。
「あなたのせいではないの。お母さんが、起こしてと言われてたのに起こさなかったのが悪かったんだから。だから、あなたのせいではないよ。」
それを伝えたら「そか、なら、いいか。」とオムツを脱いで着替えはじめた。
そっか、お漏らしをしないようにとかって思うのは「私のため」であって、「自分がしたくない」わけではないんだとわかった。
不安にさせていたんだなぁ。
まだまだ子ども、かわいい盛り
なんだか色々お兄ちゃんな時がある息子。
ついついお兄ちゃんとして扱ってしまうし、優しくて妹達の面倒をみてくれてありがとうと思うけれど。
でも、忘れちゃいけないんだ。
彼がまだ小学一年生で、ぴよぴよのひよっこで、かわいいかわいいと言われてもおかしくない年齢なんだということを。
彼に求めすぎていたんだなぁ。
できるようになったから、やれることが増えたから。そう思ってつい、期待してしまう。
でも、その期待は時に相手を傷付けるし、相手の自尊心をなくさせてしまうのだ。
これから、ここから、変えていこう。
息子の昨日も、息子の明日も、今ここにはないんだから。
「昨日もああ言ったでしょう?!」
「明日こうなったらどうするの?!」
よく私が言う口癖だけれど、これは彼の「今」を見て言っている言葉ではないのだ。
今を大事に。今を見つめて。