未来に伝えていきたいもの
今日は事業部分の
畳の張り替えをした。
HUGMEをし始めた時には
お金がなくて断念した畳の張り替え。
今回は、やってみた。
ずっと気になっていたけれど
やらなくてもなんとかなっていたからだ。
それを、ガラッと張り替えた。
香りの満足を買う
畳を張り替えるとかって
何年かに一度は
やらなくちゃいけないらしい。
でも、私の場合、
張り替えるたびに
このいい匂いを嗅げると思うと
何度でもやりたくなる。
※いや、経費も考えなくちゃいけないから
頻繁には無理だけれど。
この香りをつなげていけるなら。
このゴロゴロしたくなる
裸足で歩きたくなる場所を
保てるなら。
お金をかけたいところだ。
香りで「過去」を味わう贅沢
私の場合、畳の家で育っているから
畳の香りはふるさとの香りの一つ。
他にも
土の香りや
雨が降る前の土の匂いも
私にとってはふるさとの香り。
今回、畳の張り替えを行うことによって
ふるさとの香りに再会できる。
そこには場所は違うけれど、
ばあちゃんの笑顔や
姉ちゃんのはしゃぐ声
弟の可愛いあ〜う〜という声
じいちゃんのあのくしゃっと笑う顔
父さんの力強い腕っぷし
母さんのおむすび
こんな情景が見えてくる。
私にとって、畳の香りというのは
とてもとても贅沢な
「過去に戻れる」香りなのだ。
戻れるというより
味わうと言った方がいいか。
過去を味わう。
そんな大切な香り。
子どもたちにも覚えていてほしい
これは私の願いだけれど。
子どもたちにも
こういう畳の香りや
自然の香りを
覚えていて欲しいと私は願う。
味付けをするときの出汁の香り
畑仕事のときの土の香り
庭に咲く花々の香り
などなど。
五感で感じるものは
覚えていて欲しいと思っている。
私の場合は香りが一番
はっきりと思い出すものだけれど。
香りのほかにも
感触
味など
覚えていて欲しい。
いつまでも、残っていてほしい。
ふるさとのこととして。
未来に残したい伝統
畳はずっと未来に残していきたい、日本の財産だと思う。
未来に残すためにはどうしたらいいだろう?
それは畳が大事だと感じることから始まるだろう。
畳の匂いが好き。
畳の質感が好き。
畳で寝転がって遊んだ記憶。
畳で一緒に遊んだ記憶。
そんな「大切な思い出」を子どもたちに伝えていけば、大事に思ってくれるんじゃないかと思う。
少なくとも、うちの子たちにはそれを伝えていこう。
伝統を大事に。
昔ながらのものを大事に。