人の気持ちや感情を感じ取りすぎて気を使ってしまい疲れてしまうあなたへ
私は人のことを感じ取りすぎて疲れてしまう人種だ。
カウンセラーなのに人嫌い
人といることは大好きな私。
だからはぐみ館なんてところを運営しているし、くるくるさぁくるなんていうところに所属しているんだ。
でも、大人数と関わるとどうしても疲れてしまう・・・
一人の人と話すのは好きなんだ。
だからカウンセラーなんてやってるし、はぐみ館にくる人は結構、個別で会うことが多い。
しかし、集団の異業種交流会とかに行くと、それこそどっと疲れる。
誰と話そう?
私の話、わかってもらえるだろうか?
どんな話をしたらいいんだろう?
私のこと、どう思われているだろう?
お給仕はどうしたらいいか?
などなど。
考えすぎて、結局考えることが嫌になって、食事に逃げることなんてざらだ。
大人数のところでいるとどうしてこんなに疲れてしまうんだろう・・・
カウンセラーをしているのに、ここまで人と関わることに疲れるってどういうこと??
カウンセラーとして人間関係のことを扱っているのに自分はこんなんだったら、クライアントさん信頼できやんやん。
そんな風に悩んでた。
でも、カウンセリング嫌いじゃないの。
その人が話を聞いてもらって、自分で自分の解決策を見つけて、前に進んでいく場面って、すごくすごく感動ものなの。
感動するの。
とにかく感動なの。
だから、関わるのは嫌いだけどカウンセリングするのは好きなの。
その人の成長が目の前で見れるのがうれしいというか。
このギャップ、何だろうな・・・
カウンセラーって人が好きじゃなきゃやっていけないんだよな・・・
自分のカウンセラー像がどんどん通用しなくなっていく。
うまくできない時があるだけなんだ
上記のような悩みが、この本を読んで納得がいった。
あ〜そうなのか!だからか!!って。
私が集団で悩みすぎるのは、そういう理由だったのかって、ここに全部書いてあった。
「人は人、自分は自分」ができない私。
できないわけじゃないんだ。
だって、カウンセリングしているときはできているもの。
でも、ふとした時にできないでいる時があるんだ。
そういうときは、うまく私自身のブロック能力を使えていないときなんだとわかった。
だから、自分を卑下する必要はないんだって、この本を読んですごくすごく腑に落ちた。
カウンセラーに向いている?
私、この本を読んで思ったことがある。
私は人の顔色とかを見て、当たり障りないように生きてきた。
今ではわがままも結構言ったり、自由に振舞ったりすることもできるんだけど。
でも、たまに発揮する「人を見てその行動を決める」という自分。
自分のことを八方美人だと思っている。
でも、その能力って、すごくすごくカウンセリングには必要なことなんだ。
例えば・・・
- 人の状態を察知できる
これ、すごい能力だと思う。
だって、人がどんな状態かな?と思うこと。
それができるって、カウンセリングでは必須能力だもんね。
で、普段はうまく機能していないだけで、カウンセリングで使えばもう、百人力なくらい力を発揮するよね。 - 先読みする力がある
人がこうするんじゃないか?と予測を立てて、先読みをして行動する癖がある。
それをすることで、自分がやりたいことに対して八方塞がりになって、動けなくなることも多い。
でも、これ、カウンセリングする時にはかなり重要。
だって、クライアントさんがどう動くだろう?と予測しながら、次の一手を打つんだ。
こんなことが、私はカウンセラーとして使える能力だな〜と思うのだ。
カウンセラーだけじゃない。
- 秘書
- 事務員
- 占い師
などにも向いてるんじゃないかな?
使い方間違ってるだけ
とにかく、こういう人って、適材適所ができてないだけなんだと思う。
あなたがあなたを悲観することはない。
あなたの能力が必要とされているところへ行こう。