私が私であるために子どもと離れる時間を作る

2023-03-08

子どもたちと一緒にいると、子どもたちの世界が私を覆いつくしていく。

母ちゃん遊んで!

母ちゃん抱っこして!

母ちゃん絵本読んで!

私の側をうろうろチョロチョロ。

彼の作ったカメラ

それは幸せなことでもあるのだが、苦痛な時もある。

覆いつくされたときのあの「私の時間なの!」と抵抗する感じ。

あれがまた、疲れるのだ。

息子や娘からすれば、なぜ今まで関わって遊んでくれていたのに、急に遊んでくれなくなったの?と疑問におもうかもしれない。

え~?なんで~?と言う彼、彼女の姿はとても寂しそうに思えてしまう。

でも、それをかわいそうと思うよりも何よりも「私のための時間にさせてよ!!」と懇願するくらい、自分の時間をとることが難しくなっている。

意図的に自分の時間を

離れるのが難しい昨今。

預ける先が限られ、コロナの影響も考えると、預けるのもあまり好ましくない(感染源である可能性も考え)という考えがめぐる。

しかし、一緒にいる時間が増えるということは、一人の時間を削られるということ。

それによって起こる弊害は、計り知れないほどだ。

だから、私は意図的に自分のための時間を作る。

昨日はNLP勉強会に参加した。

その間は、子どもたちは別室で遊んでいてもらう。

その際の声かけは「ここで二人で遊んでいられたら、ご褒美があるよ。」と伝えてある。

逆の言い方もする。

「ここから出たり、声をかけられても、私は関わりません。その場合、ご褒美はありません。」と。

一ヶ月に一度の機会なのだが、もう何度目だろうか。

最初の頃は1時間ともたなかった。

それが、今は2時間しっかりもつのだ。

彼らも成長してきている証。

おかげで、勉強会は集中して聞けたし、私は自分のことを扱えてすっきり。

体調悪いときはどうする?

先のように、事前に決まっている場合は良いのだ。

なにせ、「これからはこの時間です。だから、こうします。」と宣言ができるから。

けれども、体調が悪いときは少し勝手が違ってくる。

生理前になると、とことんだるくなる私。

からだが重たくなるというか。

ゴロゴロしながら布団で携帯を見る時間が多くなる。

その間に子どもたちに寄ってこられるととても、嫌な気持ちになるのだ。

「寄ってくるな!」と怒鳴ることもしばしば。

こういうときに、良い解決策はないのだろうか?と少し、考えてみる。

そもそも、こういう場合にどうしたいのだろうか?

まずは携帯を置いて、子どもたちと話をしたいのだ。

お母ちゃんね、こうでこうだから。と。

子どもたちからしたら、仕事以外で離れて過ごすのはあまり好まないのだろう。

いや、ご褒美を提供していないからだろうか。

そうだ、彼らにとって、「母ちゃんと遊ぶ」ことより楽しみにできることがないから、まとわりついてくるのだ。

ということは、この二つのことを大事にしたら、もっと楽に休めるのではないだろうか?

  1. 30分という区切りでまずはご褒美を手に入れられることを伝える
  2. その理由もきちんと話す

私が体調が悪い理由を、きちんと子どもたちにも話すこと。

それを今まではやっていなかった。

彼、彼女も説明をすればきちんと伝わるのだ。

携帯を見ている余力があるならば、その時間を少し、子どもたちとの話す時間に使った方が、怒って伝えるよりも労力がいらない。

今度はやってみよう。