私が私であるために子どもと離れる時間を作る
子どもたちと一緒にいると、子どもたちの世界が私を覆いつくしていく。
母ちゃん遊んで!
母ちゃん抱っこして!
母ちゃん絵本読んで!
私の側をうろうろチョロチョロ。
それは幸せなことでもあるのだが、苦痛な時もある。
覆いつくされたときのあの「私の時間なの!」と抵抗する感じ。
あれがまた、疲れるのだ。
息子や娘からすれば、なぜ今まで関わって遊んでくれていたのに、急に遊んでくれなくなったの?と疑問におもうかもしれない。
え~?なんで~?と言う彼、彼女の姿はとても寂しそうに思えてしまう。
でも、それをかわいそうと思うよりも何よりも「私のための時間にさせてよ!!」と懇願するくらい、自分の時間をとることが難しくなっている。
意図的に自分の時間を
離れるのが難しい昨今。
預ける先が限られ、コロナの影響も考えると、預けるのもあまり好ましくない(感染源である可能性も考え)という考えがめぐる。
しかし、一緒にいる時間が増えるということは、一人の時間を削られるということ。
それによって起こる弊害は、計り知れないほどだ。
だから、私は意図的に自分のための時間を作る。
昨日はNLP勉強会に参加した。
その間は、子どもたちは別室で遊んでいてもらう。
その際の声かけは「ここで二人で遊んでいられたら、ご褒美があるよ。」と伝えてある。
逆の言い方もする。
「ここから出たり、声をかけられても、私は関わりません。その場合、ご褒美はありません。」と。
一ヶ月に一度の機会なのだが、もう何度目だろうか。
最初の頃は1時間ともたなかった。
それが、今は2時間しっかりもつのだ。
彼らも成長してきている証。
おかげで、勉強会は集中して聞けたし、私は自分のことを扱えてすっきり。
体調悪いときはどうする?
先のように、事前に決まっている場合は良いのだ。
なにせ、「これからはこの時間です。だから、こうします。」と宣言ができるから。
けれども、体調が悪いときは少し勝手が違ってくる。
生理前になると、とことんだるくなる私。
からだが重たくなるというか。
ゴロゴロしながら布団で携帯を見る時間が多くなる。
その間に子どもたちに寄ってこられるととても、嫌な気持ちになるのだ。
「寄ってくるな!」と怒鳴ることもしばしば。
こういうときに、良い解決策はないのだろうか?と少し、考えてみる。
そもそも、こういう場合にどうしたいのだろうか?
まずは携帯を置いて、子どもたちと話をしたいのだ。
お母ちゃんね、こうでこうだから。と。
子どもたちからしたら、仕事以外で離れて過ごすのはあまり好まないのだろう。
いや、ご褒美を提供していないからだろうか。
そうだ、彼らにとって、「母ちゃんと遊ぶ」ことより楽しみにできることがないから、まとわりついてくるのだ。
ということは、この二つのことを大事にしたら、もっと楽に休めるのではないだろうか?
- 30分という区切りでまずはご褒美を手に入れられることを伝える
- その理由もきちんと話す
私が体調が悪い理由を、きちんと子どもたちにも話すこと。
それを今まではやっていなかった。
彼、彼女も説明をすればきちんと伝わるのだ。
携帯を見ている余力があるならば、その時間を少し、子どもたちとの話す時間に使った方が、怒って伝えるよりも労力がいらない。
今度はやってみよう。